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新型インフルエンザとは

発生確認と初期対応


新型インフルエンザの流行対策としてマスクをしているメキシコの警察官=Sarihuellaこの新型インフルエンザは、メキシコで3ヶ所、米国(アメリカ合衆国)では2ヶ所での発生が確認された。その後、メキシコのメキシコシティ、米国のテキサス州とカリフォルニア州の3ヶ所にて確認された。

他にも感染が疑われるケースは1,000以上にも及び、これら全てを把握することは不可能に近いため、WHOの緊急委員会は「すべての国が、通常とは異なるインフルエンザのような症状や深刻な肺炎に対する監視態勢を強化する」よう勧告した。

2009年4月24日の段階では、メキシコで感染が疑われている例は大半が比較的若い年齢層で、小児や高齢者の感染確認例は無かった[6]。これらの患者からは、ヒト同士でも感染するA型インフルエンザウイルスのH1N1亜型が検出されており、可能性として、従来は豚同士で感染していたブタH1N1型ウイルスとヒトH1N1型ウイルスの間で遺伝子交換が行なわれ新たなウイルスが生じたことが考えられる。


2009年4月26日夕方、メキシコシティ大聖堂の礼拝にマスクをして参加する人々=Sarihuella4月に入りWHOはアメリカ合衆国のCDC(疾病予防管理センター)から7件の確定と9件の疑い例の報告を受理。WHO のマーガレット・チャン事務局長は、4月25日の緊急委員会の会合に先立ち、感染が世界的流行(パンデミック)につながるかどうかについて「断定はできない」とした上で、「その可能性はある。人に感染しているからだ」と懸念も表明。同会合(第1回会合)後の記者会見で事務局長は、「報告のあった症例に関する臨床的特徴、疫学、ウイルス学及び適切な対応に関して、情報が不十分な点が多いことが分かった」としながらも、緊急委員会の助言に基づいて、状況がWHOの国際保健規則(IHR)が定める「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」に該当すると決定したことを表明した。その後、WHOの緊急委員会は27日の会合で世界的流行の警戒水準(下の節を参照)をフェーズ3からフェーズ4に引き上げることを決定。さらに29日には、各国の専門家らによるWHOの電話会議でフェーズ5への引き上げを決定、チャン事務局長が記者会見で発表した。

なお、フェーズ4だった4月28日、WHO緊急委員会委員の田代真人(国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長)は米国CDCの分析結果を引き、新型インフルエンザはヒトには免疫がほとんどないが、重篤な全身感染を起こす遺伝子を欠き、季節性インフルエンザと同様に呼吸器感染にとどまるとの見解を示した。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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